カレイドスコープ島
配偶者が髪を切りに出かけたのを追って、徒歩にて美容室まで散歩。何しろウチの坊やはママがいないと昼寝も出来ない。とはいえ、父と姉に手をひかれ、かといって泣き言をいうでもなく、黙々と歩く様子はやはり愛おしい。目的地に着いた頃には疲れて、待ってるうち腕の中で眠ってしまったのも、役得というものである。
『カレイドスコープ島』読了。一作目の歪な感じは今回も消えることなく、失礼ながら普通はそう書かないだろうという物語進行が独特の味を醸し出していて、好悪が別れそうなのを懸念するのも気に入っているが故。新本格のファンというのは何しろ道具立てに弱いものである。
Published on: 2000/1/16
Categories: 本