ペイ・フォワード
ニューアーク空港からサンフランシスコへのコンチネンタルは日に一便。よりによってそんなものを利用しなくてもいいようなものだが、やむを得ない事情である。そもそもチェックインをすませるまでは兆候すらなかったのだが、ゲートに向かう200メートルの間にこれが1時間の遅延となっている。そんなこともあるかとコーヒーを飲んでいると、キャンセルである。やにわ駆け出し、カウンター越しユナイテッドへのエンドーズを強要。預け入れの荷物を受け取り疲労困憊の挙句、予定より3時間遅れてUAで離陸。
機中、『ペイ・フォワード』。いかに仕組まれたものであろうと涙腺のボタンを押す手順というものは確かにあって、満杯の機中、ひとりうるうるとこれを観る。ラストシーンに至り、なるほど判りやすい『フィールド・オブ・ドリームス』だったのかと合点。
サンフランシスコでチェックインしたホテルに日経新聞が配達されていて、これに水玉模様のiMacが報じられているのだが当然、悪質な冗談であると思ったことである。
Published on: 2001/2/22
Categories: 映画