単純な場所

sophisticated girl; plain space

ららら科學の子

引き続き根を詰めて労働。

辛い日常にもささやかな喜びというものはあるもので、立ち寄った本屋で矢作俊彦の新作『ららら科學の子』を購入。「こうして彼は、新幹線“こだま”で日本に帰った。」とのフレーズで始まるこの稀有な物語を読み始める。構想15年、連載から6年と惹句にもある通り、いや発刊されたこと自体を僥倖と喜ばなければならない。

Published on: 2003/9/25

Categories: 本