ハンバーガー・ヒル
仕事納め。
『ハンバーガー・ヒル』を観る。もう20年近く前になる公開当時、好戦的だという趣旨で結構な批判を浴びたと記憶している。いかなる英雄的行為も存在せず人はやたらと死ぬのだが、ある種、透徹した描き方でもあって、実際のところこれに近いことが起きていたのだろうという感じであり、であるがゆえ事大主義的な言説を呼び込みそうな気配がある。とはいえ、全体としての出来は意図通りのはずで、特筆すべき戦争映画であろう。
Published on: 2004/12/29
Categories: 映画