単純な場所

sophisticated girl; plain space

コッポラの胡蝶の夢

『コッポラの胡蝶の夢』を観る。フランシス・F・コッポラの10年ぶりの監督作品という触れ込みで、それはそうなのだが、ワイナリーで成功したコッポラが、好きに作った作品とみえて商業的な面白さはほとんどない。ティム・ロスが主人公であるにもかかわらず、言語の起源を探るとか何とか。よく言えば幻想的だが、読み解くことを拒否するがごとき高尚さであって、お急ぎの方にはお勧めできない。

Published on: 2009/4/4

Categories: 映画