単純な場所

sophisticated girl; plain space

ソーシャル・ネットワーク

『ソーシャル・ネットワーク』を観る。マーク・ザッカーバーグの顔が、脳内でジェシー・アイゼンバーグに変換されてしまうようになるくらい、このキャスティングは見事だと思うのだけれど、演技プランはアスペルガーを想定したものとみえて、誇張が過ぎるような気もする。いろいろとリアルであり、マーク・ザッカーバーグ側の取材は出来なかったというのが原作の立場だが、だいたいのところこんな感じであったのではあるまいか。印象的なのは音響と音楽であり、センスの良さが全体の雰囲気を締めている。作中に登場するVAIOがすごく懐かしいのだけれど、そこはそれソニーピクチャーズの顔を立てたというところに違いない。

Published on: 2011/6/2

Categories: 映画