金沢
福井のうまいものを探っていくと、その端は永平寺の精進料理につながっての洗練という印象が強く、文化と歴史の奥行きを感じる。この日、朝からの雨を眺め、東尋坊に立ち寄ることはあっさり諦めて、金沢へ。金沢城公園と兼六園をインバウンドの大群に混じって歩く。帰りは東海北陸自動車道を南下したのだけれど、想像以上にトンネル区間が多く投じられた膨大な労力を思う、安房トンネルから上高地線を通って松本に向かう道は近代土木の歴史をさかのぼるような道行である。
Published on: 2025/6/10
Categories: 日々