エージェント
AI支援のエディタはいまや、いわゆるAIエージェントの進化の先端にあるツールだとは思うのだけれど、チャットbotにエラー内容の相談をしようとしただけで、ターミナルを動かしながら実際の修復まで試み、複数のトライをして、最終的にエラーが出ないことを確認するところまで動き続けるのにはやはり驚く。今のところ、コマンドの実行はいちいち確認するようにしているのだけれど、オートパイロットであればちょっと目を離した間に作業は終わっているはずである。
AIエディタがすごいというより、Claude Sonnet 4がすごいということなのだろうけれど、その実存を感覚的にとらえることは難しい。ゴーストというべき存在の揺らぎがここにはある。
それはともかく、これが悪き意図によって操作されていたとすれば、ほとんどなす術なくあらゆる情報がカタチを変えていくことになるという現実的な危機感は誰しも抱くのではなかろうか。しかしもちろん、それが悪き意図によらずとも、いつの間にか現実を変える影響を与えるのが情報というものである。
Published on: 2025/6/12
Categories: tech