単純な場所

sophisticated girl; plain space

ちはやふる-めぐり-

『ちはやふる-めぐり-』を観る。実写映画版の10年後という地続きの設定で、上白石萌音が演じる大江奏が教師役で登場する新世代の話という趣向がふるっているのだけれど、それもさることながら、脚本と演出のよさが際立つ第1話で感心している。キャラクターの個性が物語を立ち上げていく話の展開そのものがおもしろいのだけれど、この完成度と映画的な演出の質の高さは立派なものである。原作の漫画にはないオリジナルストーリーだということなのだけれど、よくよく練られたものではあって、映画版から引用した映像的な記号の使い方も上出来。

Published on: 2025/7/12

Categories: 映画