単純な場所

sophisticated girl; plain space

ブラック・フォン

『ブラック・フォン』を観る。ジョー・ヒルの小説の映画化。2021年の映画だけれど、1978年という時代設定を色濃く画面に漂わせて、制作指揮に当人が入っているジョー・ヒルの作家性を強く感じさせる映画になっている。なんだかよくわからない話が、結末にかけて収束していく話法は見事。シリアルキラーものでありホラーであり、107分ほどのコンパクトな尺だけれど、よくできているのである。

Published on: 2025/7/23

Categories: 映画