トレードオフ
中央道の岡谷ジャンクションでは盆休み中の休工期間を経て、ふたたび改修工事が始まるということである。春から冬の初めにかけて2029年まで続くというから、どのみち長く続く話ではあるのだけれど、今年前半の工事に起因する交通事故は、昨年に比べて53件も多いという。昨年も通期で100件を大きく超える事故が起きているので、今年の開始にあたっては車線の警告や合流箇所での工夫など、かなり手厚い準備がされていたにもかかわらずこの結果である。
思うに今年は、車線減少にともなう合流をスムーズにするための工夫が導入されたり、渋滞の軽減に向けた対策もそれなりに行われているのだけれど結果として減速区間が短縮され、平均速度の上昇が追突の多発を招いているのではなかろうか。
Published on: 2025/8/19
Categories: 日々