ガザ
この前日、イスラエルはガザ市深部への地上侵攻を開始する。とうに人道的な危機状態にある封鎖都市には、いまだ避難できない人々が数十万のオーダーで危険にさらされているのだが、無差別な空爆や地上戦ですでに多くの人々が殺されている。国連の独立調査委員会がこれを大量虐殺と認定したのも当然である。にもかかわらず、極東の報道はガザで起きていることなど気がついていないかのようであって。
そしてこの前日遅く、ロバート・レッドフォードが亡くなったことが伝えられる。リベラルである以上に良識をもった人間としてのイメージが強かったひとの死には、現在の混沌をみるに一層、一時代の終わりを感じざるを得ない。
Published on: 2025/9/17
Categories: 日々