解体
ホワイトハウスの東棟が、すでにすべて解体されており、あらたに大宴会場が建設されるという話を読む。少し前に大統領の取り巻きがホワイトハウスをリフォームするエピソードが入ったドラマを観たのだけれど、このところの現実は常に想像を上をいくわけである。大統領就任から1年も経っていないことを考えると、その指示は歴史と伝統的な権威を打ち壊すものとして、ほとんど即座に行われていたものとみえる。そうした決意で大統領になった人間が、このさき3年以上にわたって先制的に振舞うと思うと、あらためて恐ろしいというほかない。
そして同じタイミングで、日本では天賦人権論を否定する首相が誕生し、排外主義者が外国人政策を担当するということなのである。これを人ごとと考えるべきではない。
Published on: 2025/10/25
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