星くそ
この日は長和町の黒曜石体験ミュージアムに出かけて、やや離れた場所にある採掘址まで登り、黒耀石鉱山展示室「星くそ館」を見学する。ブラタモリでも話題になっていた「星くそ」の名に、当方もやや違和感はあるのだけれど、現場はこのインパクトで押し通そうという気迫を感じる。
このご時世だと熊が出るのではないかと心配になるような山道を分け行って、しばらく登ると星糞峠黒曜石原産地遺跡を説明する施設が山の中に現れる。この不思議な存在感は、どこか新本格ミステリの舞台装置のようであって、それだけでもわくわくしていたのである。それにしても縄文の人びとが、この山中に黒曜石を見出して採掘を行うようになるまで、いったいどのようなドラマがあっただろう。
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