単純な場所

sophisticated girl; plain space

余命一年、男をかう

『余命一年、男をかう』を観る。吉川トリコによる小説の原作があり、岡田惠和が脚本を書いているNetflixの映画で、何よりこの物語の舞台は信州松本なのである。すべての今あるものを無駄にせずという生き方を好む主人公を柴咲コウが演じるドラマで、刺激的なタイトルだけれど、実はオーソドックスなバケットリスト映画であるところがいいし、契約結婚ものに転じたりもする。もちろん、街並みは見慣れたもので、この感覚もちょっといい。しかし、ホスト文化が成立しているような街ではないと思うのだが、どうだろう。

バーツラフ・シュミル『世界の本当の仕組み』を読む。エネルギーや食料にかかわるデータをひもとき、今となっては人類に大きすぎる課題となった環境の不都合な真実を語る。ルービニの『世界経済を破滅させる10の脅威』とあわせると、世界が落ち込んでいる抜き差しならないピットホールの深さがよくわかる。つまるところ、それは人間が世界を認識する方法に強く影響されている。

Published on: · 2026年の記事

Categories: 映画