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というわけで、諸般の事情から羽田空港のラウンジに長逗留して仕事を片付ける。カフェでの仕事は捗るという通説に従い、なんとなく効率もいいような気がするから、なに普段、仕事がすすまないのは大方、気分の問題なのである。先刻承知の通り。

新しい内閣はあらかじめ懸念された通り、排外主義に傾倒するための布陣を敷き、労働規制の緩和にも乗り出そうとしている。人口減少のなかでこの短絡的な施策を手始めにしようというのだから、労働力不足の現場でこそ単に過重労働が課されて酷いことになるだろう。その松平定信的世界観はすでに失敗が証明されているはずなのである。

Published on: 2025/10/22

Categories: 日々