単純な場所

sophisticated girl; plain space

世界一わかりやすい量子力学

この日は八重洲でかつて参加した異業種の研修の飲み会。東京での仕事を終えて、会場に向かう途中、丸善で早川書房のアントン・ツァイリンガー『世界一わかりやすい量子力学』を買い求める。考えてみると、量子力学を題材にした啓蒙書は大好物といってよく、見かけると読んでいるのである。人間には量子的世界を考えている時のみに開く、脳の回路が存在しているという気がしてならない。その不可思議な体系が理論的にあるべきものであり、知覚的な現実にも時折、顔を出すというのは、とてつもなくエキサイティングなことではなかろうか。

Published on: 2025/12/16

Categories: 本