ポリティカルパン
『ポリティカルパン』の第1話を観る。野木亜紀子にしか書けないストレートな話を、日本ならぬニッポニアを仕立ててまで作りものっぽさを強調するのが、どのような演出意図によるものかと思えば、もしかしたら官房機密費の大金庫を現出させんとしてかという気がしなくもないけれど、もう少しリアリティに寄せることもできたのではないかと思うのである。だがしかし、今となってはその路線は『銀河の一票』とのシンクロニシティをより強く感じさせることになったかもしれない。
如月弥生は石原さとみに当て書きされた役柄に違いなく、それに限らずキャラの立ち上がりはさすが野木亜紀子。ニッポニア精華8年ならぬ日本の令和8年の現実の問題を端からなで斬りというという筆致も心強い。
Published on: · 2026年の記事
Categories: 映画